シルクロード カシュガルから
再び カシュガルで北京オリンピックを
そんな 訳でカシュガルからホータンを経て砂漠公路までの西域南路を東に行って来ましたが また 再びカシュガルに戻って来ました。
その間に 北京オリンピックの関係で幾つかの注目される事が この周辺でも有りました。 ラサのチベット族の人達の事は マスコミでも大きく何度も取り上げられてますので かなり理解がされて来たと思います。
しかし この新疆ウイグル自治区の動きは あまり報道されなかった様なので ここで報道された事を振返りたいと思います。
「台湾の中央通信社によると、中国新疆ウイグル自治区南部のホータンで
3月23、24の両日住民によるデモ活動があり、公安当局が500人以上を
逮捕した。参加者は、これまで当局が拘束したウイグル族への残忍な
行為の停止と、政治犯の釈放を求めたという。」
「6月18日北京五輪の聖火リレーが、一部に独立運動もあるウイグル族
が人口の約7割を占める新疆ウイグル自治区の都市カシュガルであった。
妨害などを恐れた当局は沿道住民の外出を禁止した。予定されていた
テレビ中継もなくなり、一般市民がリレーの様子を知ることは出来なか
った」
前にも書いた事ですが この地を漢族の地であると主張する事は 歴史的な経緯を捨象して 現在の状態で考えると無理なのだと思います。
また 宗教的にも禁欲的なイスラムの人達と 現世享楽的な事に価値を置いている漢族とでは 余りにも隔たりが大きくて 常に緊張感を作ります。
中国が 改革開放と言う資本化をする80年代までは それでもまだ少しは救いが 有ったのだろうと思いますが。
また これも以前に書いた事ですが 最近の経済成長で自信を深めている漢族の人達は 他の民族に対して傲慢に接している事は 傍に行くとよく分かります。 これは 多分中国だけでなくロシアなどでも起こっているのだろうと想像します。
そんな訳で このシルクロード沿いの多くのオアシスの町も 世界的な激動から無関係では居られずに 様々な意味で変容を遂げつつ有るようです。
その事に付いては また 今後も機会を見つけて報告して行きたいと思います。
そして カシュガル郊外で
このカシュガルでの仏教遺跡としてはこの莫爾仏塔があります。
高さ15m程の仏塔で 日干しレンガ造りです。 様式は タイなどの小乗仏教の形式と言われています。
この周辺は 荒れた砂礫で塔の下の方に行って地面を掘り起こしてみると何かはよく分かりませんが 色々な破片を見つける事が出来ます。
これから行く ガンダーラ仏教文化のこの地に入ってくる先駆けのような感じですね。
この仏塔の周辺には 多分僧房などの建物の遺構ではないかと考えられる物があるそうです。
そんな訳で 次回はカシュガルから国道314号線をカラクリ湖に向けて行きたいと思います。
| 固定リンク


コメント